熊野古道 伏拝王子跡 他 和歌山県 
伏拝(ふしおがみ)は、熊野古道をここまできて、はじめて
熊野本宮大社(現在の大斎原(おおゆのはら))が見ることができ、
伏して拝んだことからこの「伏拝王子」という地名がつきました
昔も今もここからの眺めは変わらないのかモウ?
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今回のツアーのメイン、語り部さんと熊野古道を歩きま~す!
心強いです!!
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菊水井戸
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和泉式部の歌碑
「晴れやらぬ 身のうき雲のたなびきて 月のさはりとなるぞ かなしき」
和泉式部が伏拝にさしかかったときに、月の障りになり、参拝できないと悲しんで歌を詠みました
927年に制度や法令をまとめた延喜式では、「死・生・血」が三不浄として、忌み嫌うことが決められました
今では、考えられませんけどね!
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伏拝王子にある石祠
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和泉式部が悲しんで歌をよんだ夜に、熊野権現が夢にあらわれ・・・・・
はい!語り部さんが自作で用意してくれた文字に注目だモウ♪
「もろともに 塵に交わる神なれば 月の障りも何かくるしき」
熊野は、不浄とされる女性の生理もそんなこと気にしないからどうぞ来なさいと、告げたので
和泉式部はお参りできました
この言い伝えは、一遍上人の聖たちが、熊野権現は「信・不信を問わず、貴賤を問わず、女人の不浄を
嫌わない」という、全てを受け入れる懐の大きいおおらかな神であるということを和泉式部を題材にして物語にしたともいわれています
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熊野は古来から黄泉がえりの地と言われてきました
熊野の神々が籠る深山の霊場を訪れた人は、心・魂がよみがえり、新たな気持ちで再出発できるといわれ
現在でも多くの参拝者が訪れています
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熊野古道小辺路との合流点
本宮に向かってたっている道標には
「右かうや十九り半 左きみい寺三十一半」と刻まれています
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九鬼ヶ口関所跡
熊野に入る参詣者あらためをして、通行税をとったところ
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遠くに鳥居がみえます
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ちょっとより道展望台で、少休憩
もはやウシ子の目には、木で作られた椅子しか入らない・・・・
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いやでも、しっかりと大斎原と大鳥居を写真におさめました♪
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ほっこりとお地蔵さまが並んでいらっしゃいます
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熊野古道らしい?石畳を歩きます
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熊野本宮大社の鳥居の手前に祓殿(はらいど)王子跡があります
熊野本宮大社に参拝する前にこちらで、お祓いして清める場所とみられています
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