石堂寺  千葉県 
千葉県南房総市にある房総最古のお寺と云われる石堂寺(いしどうじ)をお参りしました。
境内は小高い山の中にあり、豊かな自然に囲まれています。一年を通して四季折々の花が見られ、
東国花の寺 百ヶ寺の千葉14番札所となっています。
山頂には展望台があるようでしたが、訪問時は生憎の雨だったので、散策せずにご本堂と
敷地内に移築された旧尾形家住宅を見て帰りました。
屋内では、波の伊八といわれる江戸末期の彫刻師武志伊八郎の作品を拝観できます。
(拝観料300円)

開門時間 8:00-18:00
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駐車場 無料です。
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車を停めてまずは旧尾形家住宅へ行きました。
紫陽花の開花時期は綺麗だったでしょうね~・・
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重要文化財 旧尾形家住宅
                           昭和44年6月20日指定
旧所有者である尾形家は宝永6年(1709)に没した医者・尾形宮内が初代と伝えられ、市内珠
師ヶ谷の地で代々名主を務めていた。

昭和47年(1972)に現在地へ移築するため解体したところ、柱から墨書が見つかり、享保13年
(1728)に建てられたことが判明した。
つくりは主屋から土間が切り離された分棟型(別棟造り)と呼ばれるもので、安房地方の民家
としては規模の大きな部類に入る。

主屋は軸部や小屋組の大部分が建築当初のままであり、梁を二重に架ける構造などは江戸時
代中期の特色をよく示している。
また内部は一般的な農家とは若干異なる間取りになっており、居間は日本家屋としては珍し
いL字形の平面である。

一方、土間は江戸時代末期に主屋と一体化され、重要文化財に指定された時には当初の姿を
留めていなかった。現在の姿は移築時に復元されたものである。建築年が判明している分棟
型民家としては安房地方最古であり、江戸時代中期の生活様式や建築技術を伝える貴重な文
化財である。
                       南房総市教育委員会
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国指定重要文化財 旧尾形家住宅  江戸時代享保13年建立
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茅葺き屋根が美しい♪見学は外観のみ。
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旧尾形家住宅の側には花観音様がいましたよ♪
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花観音様から見る旧尾形家住宅。
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ご本堂と多宝塔、いずれも国指定重要文化財に指定されています。
多宝塔は室町時代 1545年に建立されたもの。
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ご本堂 室町時代 1513年に建立。
ご本尊 十一面観世音菩薩立像
丑年、午年に御開帳されます。
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鐘楼堂 1783年江戸時代に建立 南房総市指定文化財に指定されています。
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薬師堂 国指定重要文化財 1575年桃山時代に建立。
薬師如来と毘沙門天が祀られています。
寅年に御開帳されます。
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薬師堂からの眺め。
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