博物館網走監獄 北海道
網走に行ったらぜひとも博物館網走監獄に行きたいかモウ!ということで、網走に到着したので
寄ってみました!
歴史的建造物にリアルな人形たちの再現シーンが色をなして、とっても興味深く、よりわかりやすく
受刑者や看守たちの当時の生活や史実が伝わってきました
北海道の主要な道路が、受刑者たちの過酷で劣悪な環境の中で造られたもので、そこには、
多くの受刑者と看守の犠牲者を出したということを知り、愕然としましたよ・・・
博物館網走監獄の事前知識もなく、ただ監獄を見学するだけという軽いのりで行ったのですが、
内容がとっても深かったです!!

開館時間 5月-9月 8:30-18:00 10月-4月 9:00-17:00 *入館は閉館時間1時間前まで
入館料金 大人1080円 小学・高校生750円 小中学生540円
年中無休
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駐車場から博物館網走監獄入口へ行く前に鏡橋を渡ります
鏡橋には「川面に我が身を映し、襟を正し、心の垢をぬぎおとす目的で岸に渡るように」との意味が
込められています
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入口
塀の中に入ります20170913_122318_CIMG3840

正門(赤門とも呼ばれています)
網走監獄の正門は当初は木造で造られていましたが、大正8年から5年の年月をかけて
煉瓦を使用して築造されました
看守の人がたっていますが、近寄ってみるとよくできた人形でした
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正門をくぐると、看守控え室と面会人待合室がありました
通常は看守は、不審者をいれないように門前に立っていますが、
悪天候の日や記録簿に記入する時には、看守控え室で執務しました
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面会人待合室
受刑者の面会をもとめにきた面会人のために、待合室が設けられていました
面会の手順は、まず正門担当看守に面会の申し込みをしてから、許可を待って、それから看守に先導され所内に入って、面会が行われました
待合室を覗くと、年老いた母が息子に会いにきたのかモウ?と思われたシーンが見られましたよ
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博物館網走監獄は広い!敷地面積は東京ドーム3.5個分に相当する広さです!
移築復元・再現建築された25の建物群のうち、8棟が国の重要文化財、6棟が登録有形文化財に
指定されています
建物ごとに、当時の風景をリアルな人形たちが再現しているので、博物館といっても通常の博物館とは
趣が違っていましたが、ざっと周っただけでもゆうに2時間はかかりました
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庁舎 重要文化財(昭和63年10月に移設保存)
パンフレットに博物館をめぐる前に、まず庁舎をごらんくださいとあったので、初めに庁舎に
入ってみましたよ
庁舎内では、北海道の開拓の歴史や貴重な文献や資料が展示されていました
刑務所作業作品も販売されていました
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旧網走刑務所職員官舎(再現構築物)
通称「看守長屋」と呼ばれた網走刑務所の職員官舎を再現したもので、
明治45年に建てられ、網走刑務所の近代化工事の始まった昭和50年代まで
網走川の両河畔に176戸建ち並んでいました
拝命されたばかりの看守が与えられていた最も狭い間取り9坪(現在でいう1LDK)で
家族が生活していた最小限の生活用品と機能的な生活の様子を再現しています
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煮炊きはかまどで、内風呂はなく、階級が上がると少し広めの官舎に移ることができました
部屋から話声が聞こえてきそうです
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裏門 登録有形文化財
網走刑務所赤煉瓦門塀政策開始の大正8年に、一番最初に着工した門です
5年をかけて受刑者が煉瓦を積み上げ、大正13年に完成させた延長1080mの赤煉瓦塀で、
平成5年の9月まで70年間受刑者の塀の外の作業場(農場・養豚場)に出かける時に通る門として
使用されました
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網走刑務所水門(再現構築物)
網走刑務所の前方に流れている網走川を利用して、生活物資の搬入や農場へ
肥料を運ぶ等、貴重な水路として活用していました
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釧路地方裁判所網走支部法廷復元棟
法廷内の備品なども実際に使用されていたものを展示しています
法廷の様子も人形たちを使ってリアルに再現されていました
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つけもの庫と耕耘庫20170913_125445_CIMG3879

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監獄歴史館
監獄の歴史や当時の受刑者の暮らしや作業などを紹介しています
とくに過酷だった中央道路の開削を映像によって見たのは、心に打つものがあって、
印象的でした
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囚人たちが身に着けていたものなどが展示されていましたよ
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明治23年(1890)年の春、北海道開拓に従事させるために、1200名の囚人たちが全国から連れてこられ、驚くほどの短い期間で中央道路を開削し、多くの犠牲者を出しました
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過酷で劣悪な労働環境のなかで囚人たちは、死ととなり合わせの状況の中で生活していました
樺戸に集治監が設置されてから、明治30(1897)年までに北海道集治監囚人の死亡者は、2481名
にも達しています
展示品や説明を読みながら館内を周るとなんだかつらくなってきましたよ・・・
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旧網走監獄 二見ケ岡刑務支所 国指定重要文化財
農園作業の先導的施設として明治29年に設置されました
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網走刑務所二見ヶ岡支所に電話が開通する昭和12年までの間、通信手段として伝書鳩を使って
いた様子を再現しています
鳩は有能なんですね!20170913_132247_CIMG3892

食事の支度
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食事風景
ご飯と沢庵と味噌汁だけの質素な食事です
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第一舎
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舎房
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浴場
建築時から昭和の初めまで使用されたもの
入浴するには規則があり、浴槽に座って入るのではなく、立ち膝で、手を上げて入浴しなければなら
なかったため、一般家庭に比べて浴槽が98cmと深く造られています
新しい浴場が出来てからは、倉庫として利用されました
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コンクリート造りで冬場は寒そうです
監視されながら入浴するというのも、リラックスできない感じがしますが、受刑者たちにとっては、
楽しい一時なんでしょうね・・・・
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洗濯洗足場
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舎房及び中央見張所 重要文化財20170913_134315_CIMG3921

明治42年に火災で焼失後、明治45年に再建された5棟が放射状に広がる舎房20170913_134411_CIMG3923

入口を入るとすぐに重要文化財に指定されている八角形の中央見張所があり、見張所からは
放射状に広がる舎房を見渡せます
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舎房内の暖房は、開設当初は薪ストーブを使用してました
その後、石炭ストーブ・石油ストーブ・スチーム暖房と整備されていきました
第5舎58mの長い廊下には、ストーブ2台が設置されていました
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食事風景
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昭和の脱獄王と呼ばれた白鳥由栄は26年間の服役中に4回の脱獄を決行した男で、脱獄する姿が再現されていました
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浴場
明治45年から昭和54年まで網走刑務所で使用されていたものを再現したものです
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厳しい看守のもと、15人単位で約15分の入浴
その入浴の仕方も決まっています
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煉瓦造りの独居房 登録有形文化財
窓がなく真っ暗です・・・
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教誨堂 国指定重要文化財
受刑者に精神的、倫理的、宗教的な指導を行った場所で、戦後は、軽スポーツや演芸会、映画会が催されました
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外観は和風建築ですが、部屋の中は洋風でしたよ
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