ノートPCが壊れた (車中泊の工夫 DIY)
最近、ノートPCがおかしく、再起動などをするとWindowsメニューが表示できない状態になります。リカバリーしてWindows Updateの前の状態に戻すとWindowsメニューが表示できるようになるのですが、再起動の度にリカバリーしていては使い物になりません。Acer社の3820T-F52CというノートPCを使用していますが、元のOSはWindows 7ですが、Windows 10にアップデートして使っていたのですが、Windows 10にしたときに自動的にWindows Updateが働くようにしたことで、Windows Updateが働く度におかしくなるようです。どうもOSの何かのファイルが壊れているようです。原因としてはいろいろ考えられますが、古いノートPCなので、一番怪しいのはハードディスクの一部が壊れたと考えられます。

ノートPC Acer社3820T-F52Cには2.5インチの厚さ9.5mm 容量320GB SATAのハードディスクが使用されています。そこで、ネットでいろいろ調べると、ハードディスクの信頼性はHGST社(旧日立)と東芝が良いらしいことがわかりました。2.5インチの厚さ9.5mmのHGST社製のSATAハードディスクとして容量1TB 回転数7200rpmのHTS721010A9E630というものが7,500円くらいで購入できることがわかりました。しかし、ノートPCの起動時間などの短縮もしたいと考え、SSDもよいとおもい調べると、Intel社のものの性能が良いようです。メーカーを気にしなければ容量250GBで10,000円くらいでありますが、Intel社だと容量120GBで10,000円くらいです。更にしらべると、SSHDというSSDとHD(ハードディスク)のハイブリッドがあることがわかりました。そして、見つけたのが MAL21000HSA-T54 です。末尾のT54のTが東芝のHDを使用しているもので、54は回転数が5400rpmを示しているそうです。2.5インチ 厚さ9.5mm  SATA 容量1TB 回転数5400rpm SSD(フラッシュ)容量8GB 6,580円です。これを購入しました。
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さらに、ノートPCのHDをコピーするのにUSBでHDをつなぐ必要があるので、ノバックの2.5"SATAはい~るKIT USB3.0 BASIC 949円というものを購入しました。
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購入手続きをした次の日には手元に届きました。

HDのコピーには「Easeus Todo Backup Free」を使いました。
はい~るKIT にSSHDを入れて、Windows Updateの前に戻して起動したノートPCのUSBにつなぎます。
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Easeus Todo Backup Free」を起動して「クローン」を実行して、HDのコピーをSSHDに作ります。コピーに何時間もかかるので、事前にOSがスリープしないように設定しておきます。

SSHDへのコピーが終わったら、元のHDとSSHDを入れ替えます。
ノートPCの赤丸の部分(写真)のねじを外して、裏蓋を開けます。
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HDは、写真の赤い矢印の方向にドライブをスライドさせると外れます。
CIMG0315-02

元のHDとSSHDを入れ替えて、すべて元に戻し、電源を入れるとOSが起動します。

この状態でOSのファイルが壊れている可能性もあるので、念のためOSのクリーン インストールを再度行いました。これは行わなくても良いかもしれませんが、念のためです。

SSHDに入れ替えたことで電源を入れてから約15秒でログインできる状態になりました。ログイン後もすぐにアプリケーションを起動できるようになり、かなり高速化されたと思います。

改造にリスクはつきものですので、十分に注意するとともに、基本的に全てのことは自己責任で行うようにお願いします。



時々、SSHDが値段が上がっていたり、買えなくなっていることもあるので、HGSTのHDとTOSHIBAのSSHDも載せておきます。



ノートPC」も参考にしてください。
 
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